好きな色が似合う色とは限らないからこそ、似合う色を知ろう
出会って数秒で決まると言われる人の印象。その印象を大いに左右するのが見た目です。見た目をつくる情報には、性別・年齢・ファッション・メイク・持ち物・姿勢・声などがあります。そして、「色」もそこに含まれます。
せっかくなら相手にはいい印象を与えたいですよね。身につける色は、自分の良さを引き出してくれる色であることに越したことはありません。
好きな色にこだわって着るのもけして悪いことではないのですが、それが自分の良さを引き出すベストな選択なのかという視点で考えてみるとどうでしょう。好きな色が似合う色ではない場合、自分が他人には魅力的に映らないどころか、悪印象を与える可能性すらあります。
全体のバランスを考えながら、自分が持つ個性としっくりなじむ色を身につけることで、相手に好印象を与えることができます。似合う色とは、肌・瞳・髪と雰囲気が調和する色のこと。似合う色を身につけると、肌をパッと明るく見せてくれます。自分が持つ個性を理解し、自分に似合う色を知る。それがパーソナルカラー診断です。
好きな色からみる性格の傾向
それでも好きな色にこだわってしまうという方もおられるかと思います。色の好みと性格の間には一定の傾向があると言われています。そのこだわりは何なのか。好きな色から心の内を覗いてみましょう。
●緑を好む人
社会性が強くまじめ。平和主義者で人と争うことを好まない。礼儀正しく裏表がない。
●赤を好む人
活動的で行動力があり、情熱的で正義感が強い。意思が強く、リーダー気質。
●ピンクを好む人
上品で気配りができて優しい。空想家で夢見がち。濃いピンクを好む人には情熱的な面も。
●橙を好む人
行動力があり競争心が強い。感情が豊かで親しみやすい。社交性があり、頭の回転も早い。
●黄を好む人
知的で上昇志向が強く、好奇心や研究心も旺盛。アイデアが豊富で、ユーモアをもつ。
●青を好む人
礼儀正しく謙虚。仲間との調和を大事に考え、慎重派で計画的。クリエータータイプも。
●白を好む人
理想が高く真面目。完璧主義で努力を惜しまない。白のイメージと同化したくて好む人も。
●黒を好む人
洗練されており、人を動かす資質を持つ。黒に逃げがちな人には失敗を気にするタイプも。
●紫を好む人
気難しい面もあるが、直観力に優れ神秘的。高貴に見られたいと願って好む人も。
パーソナルカラーを知ることで見た目の印象をよくすることができるように、心が無意識に惹かれる色を知ることで自分や相手の心のありようを感じることができます。
シンシアカラーズでは、色の世界を辿りながら、そこにつながる興味深いおはなしもあわせて紹介しています。パーソナルカラー診断イベントやカラーセミナー、社員研修も承っております。自己肯定感を高めることにも寄与するパーソナルカラー診断。ぜひお試しください。
▶パーソナルカラーの豆知識 関連記事